カロラン作、寺本圭佑編曲「コール夫人 Mrs Cole」
18世紀アイルランドの盲目のハープ奏者カロラン Turlough O’Carolan (1670-1738) が婚礼のお祝いとして作曲した作品。19世紀の画家、民俗音楽収集家のピートリをして「カロランの最高傑作のひとつ」と言わしめた名品です。
私が制作している19弦 (G3-D6) あるいは20弦(G3-E6)の金属弦ハープのために編曲。指番号とダンピング記号を指示した譜面と、何も書いていないシンプルな譜面を計4曲アレンジしました。5種類のヴァージョンを比較調査した注釈、原典の単旋律譜、ご自身のアレンジに便利な空五線付き。
BASEから税込み600円でダウンロード販売中。
https://cinamon.thebase.in/items/31486603
- カロラン作「コール夫人」注釈
- 寺本圭佑編曲「コール夫人 1」Aマイナー、19/20弦ハープ用
- 寺本圭佑編曲「コール夫人 2」Aマイナー、19/20弦ハープ用、指番号、ダンピング記号付き
- 寺本圭佑編曲「コール夫人 3」Eマイナー、20弦ハープ用
- 寺本圭佑編曲「コール夫人 4」Eマイナー、20弦ハープ用、指番号、ダンピング記号付き
- Edmund Lee, “Madam Cole” 1780, 単旋律譜
- Edmund Lee, “Planksty by Carolan” 1780, 単旋律譜
- Edward Bunting, “Madam Cole” 1796, 単旋律譜
- MacLean-Clephane, “Mrs Cole” 1816, 単旋律譜
- George Petrie, “Madam Cole” 1902, 単旋律譜
- 空五線
計25ページ
☆第一部の8ページにおよぶ楽曲注釈をこちらからPDFで無料公開しています。18世紀の出版譜、手稿譜に記された5種類のヴァージョン違いを比較検討しています。良かったらご覧ください。